2013/04/29

早朝の出来事

四月も終わろうとしていますが、
もう少し、イギリスネタが続きます(笑)


一日目は興奮して中々寝付けず、朝も早く起床。

近くに朝七時頃からやっているパン屋情報をゲットしていたため、
地図を頼りに朝の散歩をすることにしました。


そしてこれが、
この旅で一番怖かった体験のはじまりだったのです。。。




ロンドンの3月はまだまださぶい。息が白い。
日本とは寒さが違う。



地図を頼りにどんどん歩く。
時間が経つにつれ、すこしずつ通勤と思われる人が増えていく。
(そして車も人も、スピードが速い。)


朝の散歩
街並みを写真に撮ったり、
はじめはとても楽しかったんです。






歩く事30分。

やっとパン屋到着!
意外と遠かったな。


が!
お店。。。開いておらず。

開店準備のお姉さんらしき人に聞いてみたところ
どうやら今日はやっていない模様。


がーん。
が、まわりに他にお店がなかったので、
しかたなく来た道を早足で戻る事に。


Excuse me?

途中、中年男性に声をかけられました。
チェコからの旅行者で一人だから携帯で写真を撮って欲しいとの事。

一人旅の同士、たどたどしい英語に少し親近感を覚えたのも確かです。
まわりに通勤の人達もいたので、了解しました。


撮影しようとしていしたら、いきなり2人の屈強な男性が登場。


警察だ(と手帳らしきものを見せられる)

お前たち何をしている?


説明するチェコのおじさん
この人(私)に写真をとってもらおうとしていたんだよ・・・

私、そうそう、とうなずく。

パスポートを見せろ

パスポートを取り上げられるチェコのおじさんと私。
名前とか確認される。


散歩だから持っていくの迷ったけど、
とりあえず持っていてよかった・・・


持っているお金を全て見せろ

見せたくないけど抵抗するのも怖いので、見せました。
日本円も持っていたので何か2人で話していたけど。。。


(お金の?)交換はしたか?


(私たち2人)してません!



疑いが晴れると

さっさとここから去れ!
みたいな事を言われ、
(まぁ怖かったのでその通りにしましたが、)

とても気分が悪かったです。。。


チェコのおじさん
結局写真とってあげる事ができず、ごめんね


どうやら怪しい取引をしている人物に間違われた模様。

またはチェコのおじさんが怪しい人だったのか…?

もしニセ警官で有り金持っていかれたら…

早足でその場を離れつつ、色々考えると怖くなりました。


ホテルに戻ってぐったり。。。

非常用に持ってきていたカップラーメンに
早くも手を伸ばした私(笑)



朝8時の事です。




2013/04/14

18時の奇跡


ついにイギリスに初上陸

荷物もゲットしてLondon tubeへ。
所々に案内があったので、
日本とほぼ同じ感覚で地下鉄に乗る事ができます。

途中、券売機でオイスターカード(日本のPASMOみたいなもの。でも乗車区間や時間帯で割引があるのでPASMOよりお得。)を購入。
PIN入力もなくクレジットカードが使えてしまうのには少々抵抗がありますが。。。


EARL'S COURT Station
乗り換えのEarl's court Stationでは
行き先が複数に分岐しているため、案内図で少々戸惑い、
質問した女性が丁寧に説明してくれました。
Arrowが。。。といっていて(半分は聞き取れなかったのですが)
案内板で、次に来る電車の終着点に←がでるから、
気をつけてね、という事らしい。



おかげで正しい電車に乗る事ができ、最寄り駅まで到着。
ホテルまでの地図を印刷してこなかったので
さてどうしようか、と電車の中で考えていたのですが...

ホームを降りるとホテルが載っている地図が目の前に。

奇跡!

駅から徒歩10分位、吐く息が白い。

無事ホテルにチェックイン。
18時のことです。

つづく。。。


2013/04/02

最初の英国紳士

今回利用した航空会社はVirgin
赤がコーポレートカラーみたい。分かりやすくてよいです。
日本ーイギリス間の直行便を出している1社。

さて座席に。
荷物を棚に入れていたらひょろっとした中年の男性がやってきた。

"Hello."
"...Hello."
目が合うと、表情はそのままに挨拶を返してくれた。

足の長い彼には明らかに狭すぎるであろうエコノミーシート
さらに前の席の人達がかなり容赦なくリクライニングを倒すため
彼は何やらぶつぶつ文句を
”...can't stand...”

ですよね...

出来る事なら代わってあげたかったが、
私の席も状況は変わらなかったので。。。

機内では"007 Sky fall"を観る事ができた。
激しい戦闘も英国紳士はスーツなのだ。素敵

フライトも10時間ほど過ぎた頃であろうか
2度目の機内食(サンドウィッチorおにぎり)が。
客室乗務員が前席の乗客にリクライニングを戻すよう促し、
一気に私たちのスペースが広くなった。

これだよ!この広さが正しいよ!
(と申していたと推察。)
思わず私もうなずき、顔を見合わせて笑ってしまった。


さっきからガイドブックを見ているけど、ロンドンに行くのかい?

どれくらい滞在するんだ?
目的は?
(と、申していたと推察。)

ロンドンの博物館、美術館をまわるつもり、と伝えると
おすすめの美術館と、最寄り駅を教えてくれた。
郊外のバースに行く予定、と話すと

オックスフォードもいいよ。
パディントン駅から電車が、ビクトリア駅からバスがでているよ、との事。


いい機会とばかり、色々と質問。


空港からホテルまでの行き方は
ヒースローエクスプレスはお高いから
地下鉄を進められた。
印刷していたロンドンの地下鉄路線図を見せると
乗り換えも親切に教えてくれた。


正直なところ
地下鉄はハードルが高いかな〜と迷っていたのですが、
ここでチャレンジする事に決定。



日本には仕事でよく来るそう。
各地を回っているそうで、今回は仙台に行っていたとの事。
機内でもなにやら難しそうな書類に時折何かを書いていた。
日本の事も好きだそうで、嬉しかった。

これからロンドンの家に帰るところだそうで。
...お疲れさまです。

ロンドンでiphoneを使いたかったので
プリペイドSIMについても聞いてみた。

しかし彼は携帯電話やパソコンなどの
電子機器が苦手で、一切持っていないのだという。
息子なら分かると思うけど、、、ごめんね
(と、申していたと推察される。)

いえいえ、十分助かりましたよ〜


"May I ask your name?"

"Dan."


ありがとう、ダンさん!!



"Have a nice trip!"

別れ際挨拶してくれたあなたは、私が出会った初めて出会った英国紳士です。

続く。。。
Dan 's handwriting and map at tube station

2013/04/01

いざ!イギリス!

思い立ったが吉日

まず終日フリーのツアーを探す。

しかしながらすでに定員いっぱいのキャンセル待ち
(このとき既に予定日から10日をきっていました)
時期はまさに卒業旅行シーズンですものね。

問い合わせると航空券だけあと一席、手配できる、とのこと。

滑り込みました!

ホテルはネットで予約し3つを渡り歩く事に。
4泊6日の弾丸一人旅、確定。

しかしながら
出航日前日まで体調不良で危うかったため、
予習はほとんどできず。。。
なんとか荷造りを完成!

iphoneと、図書館で借りたロンドン街歩きの本を握りしめ
当日は奇跡の復活。

無事日本を離陸したのでした。

続く。。。
道明寺も好きだけど・・・