2010/12/27

カンディンスキーと青騎士展



年の暮れ、
レンバッハハウス美術館所蔵、

『カンディンスキーと青騎士展』を見に三菱一号館美術館へ行ってきました

青騎士とは、
ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)とフランツ・マルク(1880-1916)が
中心となって編集した芸術年鑑のタイトル。
WW1の影響により、この芸術運動はわずか数年で解散してしまうのですが、
目に見える形にとらわれず精神的なものを重視し、
生命感あふれる色彩とフォルムはその後の美術史に多大な影響を与えたそうです。

カンディンスキーの作風の変遷や、当時の写真なども見る事ができ、興味深かったです。

青騎士グループのほかのメンバーの作品も多く展示されており、
個人的にはパウル・クレーのサボテンという作品が印象に残りました。
まだクレーがチュニジア旅行に行く前の作品。

展示に加え、この歴史ある赤煉瓦の建造物にも興味がありまして。
英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された丸の内最初のオフィスビル!
二階、三階が今回の展示室となっており、部屋を移動していく感じ。
天井が高い廊下を歩いていると明治時代にタイムスリップした気分になりました。

今回は夜だったので、
次回は昼にカフェにも行ってみたいと思います。

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