2013/09/01

カリカリ展のお知らせ

先週から暑さの中にも秋の気配。
皆さんお元気ですか?

銅版画の技法、etching(エッチング)を主体とした銅版画のグループ展に参加致します。

お近くにお越しの際は、お立ち寄りいただけると幸いです。

9/20(金)~22(日) 15:00~22:00
場所: 六次元@荻窪
展示者: 大山悠子、佐野武宏、原口沙織、吉野裕美子

※「六次元」は本の並ぶカフェとなります。

http://www.6jigen.com/


宜しければ、ごゆるりと1drink+おくつろぎ下さいまし。
(瓶ビールあります)

【六次元へのアクセス】
東京都杉並区上萩1-10-3 2F
JR荻窪駅の西口改札右側階段を降り、左手のマクドナル
の奥の道を左折。右手のセブンイレブンを通り越すと
右手に白山神社が見えます。神社の向かいの建物の2Fとなります。


お花や差入れはお気持ちだけいただき、ご遠慮させていただきます。


DMが欲しい方はメッセージください。




2013/07/15

201307

3月に見た公園の薔薇達は着実に成長していました。



それだけの時間が確実に過ぎ去っているということなんだけど
さて自分は?

環境が変わって、日々が早い。
時間に追われつつも、結構一日って長いのね、と思う日々です。

HPをシンプルにしていこうと計画中です。
(リンクを貼らせていただいた方、今までありがとうございましたm(_ _)m
本ページへのリンクは自由にご対応ください)



ご依頼を受けていたウェルカムボードを製作。
(今回はご意向により非公表。)
依頼人はリピーターのお得意様。
サプライズで夏らしい美味しいケーキを頂いた。

ケーク ア ラ マング
食べたら夏がやってきましたよ。

追伸;また一つ歳を重ねました。いつもありがとうございます。




2013/06/16

イオニア式

紫陽花も三部咲きの雨の少ない梅雨ですが、いかがお過ごしですか?


友人から頂いた『小ざさ』の最中を見ていると、大英博物館を思い出します。
(はい、またまたイギリスネタです)


小ざさの最中
え?なぜ?

と思いますよね。

なぜか。

はい、大英博物館です。





ちょっと柱にズームインです。

ほらほらこの辺、




似てませんか?(なんとなくです)

ギリシア建築様式の一つで、イオニア式というスタイル。

他にドーリア式(例えばパルテノン神殿)とコリント式(例えばパンテオン)があります。


生きているうちにギリシャやイタリアにも行かねば!と思っております。



中に入ると開放的な空間が。




そして世界中から盗んで来た品だから?、無料(厳密に言うと寄付)で見る事ができます。


ギリシャの壷や皿に描かれた人物。アッシリアの鷹の頭の神様の壁画、
所狭しと縦置きされている猫のミイラ、ミイラの作り方図解説明などなど。。。

パルテノン神殿の一部分の人物の洋服の表現の繊細さには驚き。

Kings Libraryも良かったです。






一つ残念だったのは、以前何かの版画の本で
この図書館に世界最古の版画、釈迦説法図がある、と読んでいたので
出会えるのを楽しみにしていたのですが、ついぞ見つかりませんでした。

少し古い本だったので、その時とは状況が変わってしまったのかもしれません。


3時間見積もっていましたがやっぱり足りなかった。


大英博物館は日本で予習をしていたのですが、やはり全てを見るには体力と気力が。

へとへとになりながらも、最上階のJapanのフロアまで行ってきましたよ。





2013/04/29

早朝の出来事

四月も終わろうとしていますが、
もう少し、イギリスネタが続きます(笑)


一日目は興奮して中々寝付けず、朝も早く起床。

近くに朝七時頃からやっているパン屋情報をゲットしていたため、
地図を頼りに朝の散歩をすることにしました。


そしてこれが、
この旅で一番怖かった体験のはじまりだったのです。。。




ロンドンの3月はまだまださぶい。息が白い。
日本とは寒さが違う。



地図を頼りにどんどん歩く。
時間が経つにつれ、すこしずつ通勤と思われる人が増えていく。
(そして車も人も、スピードが速い。)


朝の散歩
街並みを写真に撮ったり、
はじめはとても楽しかったんです。






歩く事30分。

やっとパン屋到着!
意外と遠かったな。


が!
お店。。。開いておらず。

開店準備のお姉さんらしき人に聞いてみたところ
どうやら今日はやっていない模様。


がーん。
が、まわりに他にお店がなかったので、
しかたなく来た道を早足で戻る事に。


Excuse me?

途中、中年男性に声をかけられました。
チェコからの旅行者で一人だから携帯で写真を撮って欲しいとの事。

一人旅の同士、たどたどしい英語に少し親近感を覚えたのも確かです。
まわりに通勤の人達もいたので、了解しました。


撮影しようとしていしたら、いきなり2人の屈強な男性が登場。


警察だ(と手帳らしきものを見せられる)

お前たち何をしている?


説明するチェコのおじさん
この人(私)に写真をとってもらおうとしていたんだよ・・・

私、そうそう、とうなずく。

パスポートを見せろ

パスポートを取り上げられるチェコのおじさんと私。
名前とか確認される。


散歩だから持っていくの迷ったけど、
とりあえず持っていてよかった・・・


持っているお金を全て見せろ

見せたくないけど抵抗するのも怖いので、見せました。
日本円も持っていたので何か2人で話していたけど。。。


(お金の?)交換はしたか?


(私たち2人)してません!



疑いが晴れると

さっさとここから去れ!
みたいな事を言われ、
(まぁ怖かったのでその通りにしましたが、)

とても気分が悪かったです。。。


チェコのおじさん
結局写真とってあげる事ができず、ごめんね


どうやら怪しい取引をしている人物に間違われた模様。

またはチェコのおじさんが怪しい人だったのか…?

もしニセ警官で有り金持っていかれたら…

早足でその場を離れつつ、色々考えると怖くなりました。


ホテルに戻ってぐったり。。。

非常用に持ってきていたカップラーメンに
早くも手を伸ばした私(笑)



朝8時の事です。




2013/04/14

18時の奇跡


ついにイギリスに初上陸

荷物もゲットしてLondon tubeへ。
所々に案内があったので、
日本とほぼ同じ感覚で地下鉄に乗る事ができます。

途中、券売機でオイスターカード(日本のPASMOみたいなもの。でも乗車区間や時間帯で割引があるのでPASMOよりお得。)を購入。
PIN入力もなくクレジットカードが使えてしまうのには少々抵抗がありますが。。。


EARL'S COURT Station
乗り換えのEarl's court Stationでは
行き先が複数に分岐しているため、案内図で少々戸惑い、
質問した女性が丁寧に説明してくれました。
Arrowが。。。といっていて(半分は聞き取れなかったのですが)
案内板で、次に来る電車の終着点に←がでるから、
気をつけてね、という事らしい。



おかげで正しい電車に乗る事ができ、最寄り駅まで到着。
ホテルまでの地図を印刷してこなかったので
さてどうしようか、と電車の中で考えていたのですが...

ホームを降りるとホテルが載っている地図が目の前に。

奇跡!

駅から徒歩10分位、吐く息が白い。

無事ホテルにチェックイン。
18時のことです。

つづく。。。


2013/04/02

最初の英国紳士

今回利用した航空会社はVirgin
赤がコーポレートカラーみたい。分かりやすくてよいです。
日本ーイギリス間の直行便を出している1社。

さて座席に。
荷物を棚に入れていたらひょろっとした中年の男性がやってきた。

"Hello."
"...Hello."
目が合うと、表情はそのままに挨拶を返してくれた。

足の長い彼には明らかに狭すぎるであろうエコノミーシート
さらに前の席の人達がかなり容赦なくリクライニングを倒すため
彼は何やらぶつぶつ文句を
”...can't stand...”

ですよね...

出来る事なら代わってあげたかったが、
私の席も状況は変わらなかったので。。。

機内では"007 Sky fall"を観る事ができた。
激しい戦闘も英国紳士はスーツなのだ。素敵

フライトも10時間ほど過ぎた頃であろうか
2度目の機内食(サンドウィッチorおにぎり)が。
客室乗務員が前席の乗客にリクライニングを戻すよう促し、
一気に私たちのスペースが広くなった。

これだよ!この広さが正しいよ!
(と申していたと推察。)
思わず私もうなずき、顔を見合わせて笑ってしまった。


さっきからガイドブックを見ているけど、ロンドンに行くのかい?

どれくらい滞在するんだ?
目的は?
(と、申していたと推察。)

ロンドンの博物館、美術館をまわるつもり、と伝えると
おすすめの美術館と、最寄り駅を教えてくれた。
郊外のバースに行く予定、と話すと

オックスフォードもいいよ。
パディントン駅から電車が、ビクトリア駅からバスがでているよ、との事。


いい機会とばかり、色々と質問。


空港からホテルまでの行き方は
ヒースローエクスプレスはお高いから
地下鉄を進められた。
印刷していたロンドンの地下鉄路線図を見せると
乗り換えも親切に教えてくれた。


正直なところ
地下鉄はハードルが高いかな〜と迷っていたのですが、
ここでチャレンジする事に決定。



日本には仕事でよく来るそう。
各地を回っているそうで、今回は仙台に行っていたとの事。
機内でもなにやら難しそうな書類に時折何かを書いていた。
日本の事も好きだそうで、嬉しかった。

これからロンドンの家に帰るところだそうで。
...お疲れさまです。

ロンドンでiphoneを使いたかったので
プリペイドSIMについても聞いてみた。

しかし彼は携帯電話やパソコンなどの
電子機器が苦手で、一切持っていないのだという。
息子なら分かると思うけど、、、ごめんね
(と、申していたと推察される。)

いえいえ、十分助かりましたよ〜


"May I ask your name?"

"Dan."


ありがとう、ダンさん!!



"Have a nice trip!"

別れ際挨拶してくれたあなたは、私が出会った初めて出会った英国紳士です。

続く。。。
Dan 's handwriting and map at tube station

2013/04/01

いざ!イギリス!

思い立ったが吉日

まず終日フリーのツアーを探す。

しかしながらすでに定員いっぱいのキャンセル待ち
(このとき既に予定日から10日をきっていました)
時期はまさに卒業旅行シーズンですものね。

問い合わせると航空券だけあと一席、手配できる、とのこと。

滑り込みました!

ホテルはネットで予約し3つを渡り歩く事に。
4泊6日の弾丸一人旅、確定。

しかしながら
出航日前日まで体調不良で危うかったため、
予習はほとんどできず。。。
なんとか荷造りを完成!

iphoneと、図書館で借りたロンドン街歩きの本を握りしめ
当日は奇跡の復活。

無事日本を離陸したのでした。

続く。。。
道明寺も好きだけど・・・

2013/03/31

3月のプロローグ



2月には、逃げられつつも、色々と決断した月でした。

おかげさまで3月はじめ、
近くの公園の薔薇の苗を、
とても清々しい気持ちで見る事ができました。

まとまったお休みがとれるいい機会が到来。

・・・

そうだ、英国へ行こう!

カレンダーの行けそうな日程に
消えないペンで、”イギリス”、と書いてみた。

続く。。。

2013/03/09

すばらしい新世界



最近読んだ本
O・ハックスリイ
『すばらしい新世界(原題:Brave New World)』

反ユートピア世界を描いたSF小説。
随所にある皮肉さ、滑稽さ。
冒頭の”新世界”の説明に慣れるまで時間がかかったけど、
後味はちと悪いですが、面白くなって最後まで一気に読めました。

人が壜から生まれ、
α、β、γ、εという階級が生まれもって決まっている。
欲しいものは手に入る。
社会も安定。病気にもならない。仕事も辛いとも思わない。
死ぬ事も恐れないように遺伝子の段階から管理された世界。
それでもなにかうまく行かない時は
支給されるソーマという薬(麻薬の様なもの?)を
飲めば気分はハッピー、みたいな世界。
一見したところでは、社会は安定しているのです。。。

後半の総督(新世界の創設者)と
ジョン(理由があって新世界の人間でありながら、今では保護地区<野蛮>で育った)とのやりとり。

シェイクスピアなど昔の(新世界になる前の)書物など諸々は
禁止されているのですが、その理由が興味深い。
総督はなんと答えたと思いますか?
私は妙に納得しました。気になる方は読んでみてください。

このSF小説、昭和7年に書かれているなんて、驚き。

2013/01/26

大寒過ぎて


一月某日。

映画『Les Miserables』を観る。
ハンカチ必須です。



1月某日。

松本竣介展へ。
戦前戦後を駆け抜けた画家です。
わずか36歳で早逝。

生きていくのも大変だった時代。
都会の風景(心象風景?)を描いた沢山のスケッチと作品。
人物と建物が重なりあったモンタージュと呼ばれる作品など。

戦況が激しくなる中でも制作に対する姿勢を崩さず、
街や風景を描き続けた竣介。
揺らぐ事のない静かな信念のようなものを感じました。

色彩は青や茶の色調のものが多く、
静かで独特の光沢を放っているように感じました。


1月某日。

クロッカス


お知らせ

28日までGallery企画の展示にポートフォリオのみ参加しております。

誰でも気軽にポートフォリオを手に取り見る事ができる展覧会です。


Portfoilo × Portfolio vol.2


Galleryやさしい予感
東京都品川区上大崎2-9-25(目黒駅から徒歩5分)
TEL:03-5913-7635
FAX:03-5913-7632
OPEN 11:00~20:00



2013/01/01

元日

2013年が始まりました。


今年は

あせらず、おごらず。
自分に与えられた仕事に真摯に。

エゴに囚われず、自分がやりたいと思う事を。


たまーにちゃんと怒って、なるべく笑顔で過ごすこと。

どうぞよろしくお願い致します。


※最近グッときたもの※
やどりぎのたくさんついた樹